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NESPi4CASEのRetroPieでUSB boot

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では、NESPi4CASEでのUSB boot設定を書いておきます。
 





ちなみにUSB boot方法は、非公式であります。
公式のだと出来ないからw
でも合わせ技で動かしてます。
じゃないと途中で止まるしさぁ、、、
( ̄∇ ̄;) ハッハッハ


まずはファイルを用意します。

公式ページに行き、SSD CASE 項目の

How to boot from SSD: Firmware Download

のSSDツールをダウンロードしておく。
これがないと、途中で止まります。

あとは、このケースを使う人の場合、パワーボタンやリセットボタンを使いたい人が多いと思うので、その設定方法も書いておきます。

とりあえずRaspberry pi 4をNESPi4CASEに組み込んでください。

まず最初にRetroPieをUSB boot化する前に、やる事があります。
microSDにRetroPieのimgファイルを書き込んだ後に起動させ、基本設定などを済ませます。
これ以上設定する事が無くなりましたら、NESPi4CASEの設定をします。

設定する前に、NESPi4CASEの上蓋は外しておきます。
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後々これも設定しないといけないので。
ネジ止めは、まだするなw


まず、電源管理のプログラムを書き込みます。
何故かというと、USB boot設定してUSBからRetroPieを起動させた後に書き込もうとしても出来ないからです。
(私は出来なかったんだよー、、、)
なので動作確認する為にも、microSDでRetroPieを動作させている時に設定しておきます。

公式ページのSafe Shutdown and Safe Reset項目から飛べるサイトにも書いてありますが、ここにも書いておきます。

今回はRetroPie用で書きますけど、他にもRecalBox、batocera、lakkatvなどでも可能です。
それぞれ書き込むプログラムは違います。

RetroPie用ので書いておきます。
ネット環境とキーボードは必須です。
普通にRetroPieを起動してから、スタートボタンを押してメニューを開き、EMULATIONSTATION を終了させます。
キーボードのF4キーを押しても、同じです。
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終了させるとこの画面で止まりますので、プログラムコマンドを打つ前に、NESPi4CASEの基板にあるセーフシャットダウンスイッチをONにします。
(作業する前からONにしていても構いません)

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ON にしましたら、プログラムコマンドを打ち込みます。

打ち込むプログラムは、

wget -O - "https://raw.githubusercontent.com/RetroFlag/retroflag-picase/master/install.sh" | sudo bash

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画像クリックで拡大します。

スペースが判り辛いので書いておきます。赤い四角の場所は半角スペースです。
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成功すると、ずらすらずらーっと出て、最後に成功したので3秒後に再起動しますって出ます。
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これにてNESPi4CASEのパワーボタンで安全に電源を切る事が出来ます。
たとえゲーム中でも、どんな時でもパワーボタンをOFFにすれば、自動で終了コマンドを打ち込んで電源が落ちます。
冷却ファンも止まりますので、完全に電源が切れます。

リセットボタンは、どんな時でも安全に再起動する事が出来ます。
こっちはあんまり使わないと思いますけどw

もちろんいつも通り、RetroPie画面の時にコントローラーのスタートボタンでメニューを出し、シャットダウンを選択しても終了する事は出来ますが、完全に電源は切れません。
冷却ファンなど付いている場合、止まりませんし、アクセスランプは点滅したままになります。
しかしその後に、NESPi4CASEのパワーボタンをOFFにする事により、完全に電源が切れる様になります。
冷却ファンが付いている場合は止まりますし、元から付いてるアクセスランプなども消灯します。
安全かつ完全に電源が切れます。

非常に便利です!
( ̄‥ ̄)=3 フン

なので電源を切りたい場合は、パワーボタンをOFFにすればいいという簡単操作になるので余計な手間が省けます。
microSD起動ですけども、電源管理が出来ている事を確認します。
確認が出来ましたら、USB boot設定をします。

USB boot設定 & microSDからimg吸い出しは、過去にやっているので割愛します。


ちなみにそんなの気にしないで切りたい時に電源切ればいいじゃん?と思う方もいるであろうが、まあ気にしない人はいいんじゃね?
ただmicroSDにはダメージは逝ってるので、寿命は確実に短くなるよ。
(経験談)
でも今は安くなっちまったから、あんまり気にしなくてもいいか。
ε- (´ー`*) フッ
大容量使っててぶっ壊れるとへこむけどw



今度はNESPi4CASEにUSB変換→HDDを付けるのですが、その前にやる事があります。
NESPi4CASEのHDDケース(上蓋のSATA→USB変換基板のやつ)のUSB端子をPCに接続します。
HDDを付けておかなくて大丈夫です。
上蓋ケースだけでPCに繋ぎます。

公式ホームページからダウンロードしてきたSSDツールを解凍し、中身を見ます。

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Method 1 modify config ←使わないというか、今では使えない
Method 2 update firmware

の2つのプログラムがありますが、Method 2 update firmwareしか使いません。
中身を開いて

FwUpdateTool_v1_19_16_24.exe
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を起動します。

起動するとこんな画面出ますので、変換基板のfirmwareを書き換えます。
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フォルダ内にも画像付きの説明書もあるので、迷う事は無いと思いますけどね。
Load Fileを押して、firmwareを選び、RunでOk。

firmwareには2種類ありますけど、JMS578_STD_v00.02.00.09_NO_UAS.bin を書き込みます。
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Please Turn-Off the Power and Turn-On Agein! と出れば終了です。
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これでファームウェアを書き換えておかないと、再起動や電源を切る時に、フリーズして止まりますので注意です。
一通り設定が終ったので、後はNESPi4CASEに組み込んでください。
ネジ止めする前にちゃんと動くか確認してください。

ちなみにfirnwareの、JMS578_STD_v00.02.01.04_UAS.bin は、元に戻すためのファームウェアです。
使う時あるかは知らんけどもw


こんな所ですかねー。
唯一不満なのは、熱こもりそうなんだよなぁ、このケース。
季節は冬になるから、あんまり心配してないんだけども。
('-')



 




by nekoz_nkz | 2020-11-15 15:05 | RetroPie | Comments(0)

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